小金城



【大谷口】
 小金状は16世紀後半に高城氏が本拠地としていた城で、千葉県下でも 最大級の中世城郭。その城域は広大で、遺構は点在しているが、現在 大谷口は歴史公園として遺構が保存され、公開されている。

【金杉口】
 大谷口歴史公園の入口に残る金杉口。背後の土塁がこの城の規模を物語る。

【腰曲輪】
 金杉口を入ったところにある腰曲輪。そこそこの広さがある。当時は 番所的な建物があったかもしれない。

【障子堀】
 腰曲輪の一角に残る障子堀の跡。しかし、どの辺が障子堀の形状に なっているのかは、現状では良く分からない。

【畝堀】
 畝堀の一部が発掘されている。幅7m、深さ3m程で、現在でも僅かに畝状に なっている事が伺えるが、言われないと気付かない程度になってしまっている。 金杉口の方まで続いていたと思われる。

【大谷口歴史公園】
 現在大谷口歴史公園となっている当時の曲輪。かなり広いが、番場と呼ばれる一曲輪に 過ぎなかった。周囲の土塁が形良く残っている。


【達磨口】


【馬屋敷】
 大谷口歴史公園の西側の馬屋敷跡。今は緑地公園となっているが、土塁が 良く残っている。

【犬走り】
 土塁の外側周囲を犬走りが残っている。

【馬屋敷 土塁】
 土塁の外側は現在遊歩道のようになっているが、その外側に小さな土塁の ようなものも見られる。遺構かどうかは分からない。

【土塁】
 道路を通すために土塁がザックリ断ち切られている。恐らく最近改変されてしまった ものと思われるが、土塁の断面の形状が良く分かる。