【大多喜水道】 明治3年に最後の城主大河内正質により造られた千葉県最古の水道。全長5.1Kmで、城下町200戸が利用し、 20haの水田に水がひかれた。 |
【薬医門】 城内で唯一現存する遺構。本柱が中心より前方にあり、控柱を付けた薬医門形で、天保13年の火災後に建築された 二の丸御殿の門。 |
【大井戸】 大多喜高校内に残る大井戸。 かつては城内に20個以上あった井戸の一つで、初代城主本多忠勝の時に掘られたと言われている。 周囲約17m、深さ20mあり、日本で最も大きな井戸の一つに挙げられている。 水がつきることなく湧き出る事から、当時は「底知らずの井戸」と呼ばれていた。 |
【二の丸跡】 二の丸跡は現在大多喜高校、公園などになっており、高校には大井戸、薬医門などが残っている。 |
【土塁・塀】 本丸跡の周囲は急斜面に囲まれ、土塁、空堀の跡などが残っているが、当時の石垣や 建物は残っていない。 土塁(写真左上)と復元された土塀(写真右上)。 また、西側の守りには空堀が多く掘られている(写真左)。 |
【地図】 元大多喜城主大河内松平家に伝来した絵図で、元禄年間に描かれたもの。 |