野口館



【野口館】
image-1  築城年代や築城者については定かではないが、周囲を土塁と堀に囲まれた 典型的な中世の豪族の居館跡と見られる。以前は大垣城の城門が移築されていたが、 各務原氏に寄付され、現在はこの場所にはない。個人宅となっている。


【北側土塁】
 駐車場に面した北側〜道路沿いの東側の土塁と空堀が最も良く残っている。 空堀の外側にも土塁が築かれた二重土塁のようになっている。
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【西側土塁】
 西側の堀は埋め戻されて残っていない。農地に転用される際に埋め戻されたと思われる。 高さ1〜2mの土塁は残っており、一部に虎口のような切れ目が見られるが、 当時のものかは良く分からない。
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【南側虎口】
image-1 image-1  南側の虎口と虎口横の櫓台。加納城から移築したと言われる鉄張りの城門が建てられていたが、 現在は各務原市に寄付され、中山道鵜沼宿町屋館に建っているらしい。ちなみに、この城門は 移築の際に解体した結果、加納城ではなく大垣城の城門だった事が判明した。