上原城



【上原城】
 諏訪氏の本拠地だった城。


【板垣平】
 諏訪氏が滅亡してから、諏訪郡代に任じられた板垣信方の居館があった ことからこう呼ばれているが、諏訪氏の時代から館があった場所。石垣も残って いるらしいが、確認できなかった。


【はなれ山 空堀】
 板垣平から車で数分上ったところにある、本城エリアの入り口にあたる場所。 はなれ山と尾根の間は空堀により防備されている。


【はなれ山〜主郭】
 高さ10m近くある大堀切で主郭との間が分断されている。尾根づたいの防備を 意識して、とくに厳重な守りになっている部分。


【竪堀】
 主郭南側の連続竪堀。一部は歩道によって壊されてしまっているが、上部でつながって いるのが分かる。


【3郭】
 道沿いに城域の西側に出たところが3郭。尾根の先端に当たる場所で、眺望が良い。 現在は金比羅神社が建てられている。


【2郭】
 3郭の金比羅神社の背後にある2郭。物見岩と呼ばれる大きな岩があるが、実際 物見に使われていたかは微妙。


【主郭】
 最上部の主郭。名門諏訪氏の本拠地としては、思いの外狭い。東側に一部土塁が 残っている。


【腰曲輪】
 主郭の周囲を囲む腰曲輪。特に北側が形良く遺っている。


【理晶院平】
 数段ある腰曲輪の先の曲輪が理晶院平と呼ばれている。かなりの広さがある。


【眺め】