高取城 山麓
山麓
【山麓】 |
高取城の城下町は、北西山麓の土佐街道沿いに展開している。この土佐街道は大手道と続いているが、城山とは4kmも離れている。武家屋敷などが残っている他、観光案内所も整備されている。
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【植村家長屋門】 |
山麓に残る植村家の長屋門。現在は旧藩主の植村氏の住居となっているが、当時は城代家老の役宅だったらしい。文政9年(1826)に建てられた近世武家屋敷の表門遺構として貴重なもので、県の文化財に指定されている。
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【武家屋敷】 |
こちらは田塩家の長屋門。案内板によると、300年経っているらしいので、植村家よりかなり古いものと言う事になる。門を入った玄関脇に監視窓付きの塀がある珍しい遺構。かなり厳重に警戒していた事が分かる。
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【松ノ門】 |
現在児童公園入口に建てられている門は、大手の松ノ門が移築されたもの。昭和19年の火災により一部焼失し、解体保存されていたものを近年復元したらしい。現在は冠木門のようになっているが、当時は切妻造りの薬医門で本瓦葺きだったらしい。正直、あまりイメージが湧かない。一部焼失と言うよりは、門の一部が残ったと言った方が正確かも。
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【伊勢屋】 |
南北朝時代、伊勢の武士だった臼井家が高取に移住し商人となった。その伊勢屋の屋敷がここに建てられていたらしいが、現在は奈良県民族博物館に移築されているため、ここには石碑しか残っていない。
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【子嶋寺】 |
城下にある子嶋寺の山門は、二の門を移築したもの。切妻造、本瓦葺きの薬医門で瓦には植村氏の家紋が見られるが、結構損傷している。
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【壺坂寺】 |
東側の山腹、壺坂口を下った場所に位置する壺阪寺。大宝3年(703)開山との事なので高取城の歴史よりかなり古く、飛鳥時代まで遡る。
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