福島城



【福島城】
image-1 image-1  江戸時代に入り、それまでの山城の必要性が無くなった為、春日山城を廃して 慶長12年(1607)に堀秀治によって北陸で初めて築かれた近世城郭。 本丸、二ノ丸の周囲に水堀をめぐらせた大規模な平城で、良質な石材を産出する 山が近隣にないこの地域においては珍しく、大きな石を用いた石垣が築かれていた。 都市機能を集約した城下町も築かれていたが、して慶長15年(1610)に堀氏が改易となり、 その後城主となった松平忠輝が慶長19年(1614)に高田城を築いて移ったため、 築城からわずか7年で廃城となった。


【石垣の石】
 現在石碑が建てられている場所付近は当時の大手門横の堀底にあたる部分らしく、 当時の野面積み石垣のものと思われる大きな石が多数転がっている。
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