春日山城
【林泉寺】
明応6年(1497)、謙信の祖父にあたる越後守護代長尾能景が長尾氏の菩提寺として 建立した曹洞宗の寺。謙信が幼少期を過ごした寺として有名で、謙信の墓の他、 長尾家の墓もここに建てられている。
【惣門】
惣門は春日山城の搦手門を移築したものと言われている。 昭和54年の烈風で横転損壊したが、復元されている。
【山門】
謙信が建立した山門は江戸末期の地震により焼失し、現在の門は大正時代再建されたもの。 2層の門の両側には、謙信直筆のものと言われる 『春日山』 と 『第一義』 の大額が掲げられている。
【墓地】
本堂横の墓地には謙信をはじめとして、長尾為景、長尾能景などの一族の墓の他、 川中島の戦死者供養塔なども建てられている。