Japanese Castle

名護屋城陣跡

木下延俊陣跡

【木下延俊陣跡】
 県立名護屋城博物館の庭に残されている木下延俊陣跡。木下延俊は秀吉の正室おねの甥にあたり、播磨三木郡2万石を領有していた。大手口近くに位置し、120以上ある陣屋の中で最も名護屋城に近い。兵は250人と割と少なめな事もあり、陣跡もそれ程広くはない。
【石塁】
 陣跡に残る石垣跡。発掘調査のままの状態で保存されているらしく、かなり崩れてしまっている。
【トイレ跡】
 陣跡の一角にはトイレ跡も残っており、一見すると井戸のような石組みが残っている。現在は見学出来るように保護されている。
【飛び石・玉砂利】
 飛び石や玉砂利などの数寄屋跡も確認されている。
【矢穴石】
 この辺の石垣は基本的には野面積みだが、矢穴がはっきりと残る石材も見られる。