Japanese Castle

獅子ヶ鼻砦

獅子ヶ鼻砦について

 高天神城攻略のために家康が築いた6つの砦のうちの一つで、天正8年(1580)に松平家忠によって築かれた。 比高40m程の周囲を急峻な斜面に囲まれた要害だが、一週間程度で急造された砦程度のもので、これと言った遺構は見られない。 現在は公園となっている。
【蓮池公園】
 山麓は現在、蓮池公園になっており、この西側から登城することが出来る。
【腰曲輪】
 上っている途中に見られる腰曲輪のような平場。当時の遺構かは分からない。
【主郭】
 山頂部の主郭跡。削平され、ある程度の広さは確保されているが、土塁など、遺構らしいものは見られない。 東西2段になっているように見えるが、以前はアスレチックの遊具が置かれていたらしいので、ある程度手が加えられているのかもしれない。