【川島城の歴史】 川島城は、天文年間に篠原紫雲によって築城された。 その後、蜂須賀家政が阿波に入国し、阿波国内の要地9ヶ所に 城塁構築を命じた際、阿波九城の1つとして蜂須賀の重臣林道感が城主となり、兵300余名を置かれた。しかし、、一国一城令に より1638年に廃城となり、その後は江戸時代を通して、城跡に徳島藩の奉行所が置かれていた。現在の城郭は1980年(昭和55年)、 総工費1億9200万円を投じ復元されたものである。城郭の輪郭は、比較的良く残っている。 |
【本丸跡】 城山の一番高所、現在「岩の鼻」の展望台となっている所が本丸跡で、忠魂の碑が建っている。 |
【二の丸跡】 川島神社が建つ所が二の丸 |
【天守閣】 三の丸跡、川島神社東側に三層模擬天守が建てられている。 |
【曲輪】 北側の一段低い所にあるグランドは曲輪跡。 |
【万葉植物園】 川島城山は、古い歴史と自然の跡を残す所で、昭和55年の調査では、自生と栽培種を合わせて、およそ100科、322種の植物が 数えられ、万葉植物も60余種を含むことが明らかにされた。昭和59年(1984年)に川島神社の協力を得て、万葉植物131種を選び開設された。 |