八王子城
詰の城
【詰の城方面】
松木曲輪の一段下の家臣屋敷跡から詰の城方面への道が続いている。
【坎井】
詰めの城方面へ向かう途中にある井戸。今でも水が出る。山城での貴重な水源。
【竪堀】
自然地形に近い竪堀。詰めの城までの道なりに数本の竪堀が見られる。
【馬回り道】
要害の曲輪群を取り巻くように馬回り道が廻っている。
【駒冷やし】
駒冷やしと呼ばれる大堀切。10m位の高低差がある規模の大きなもので、 本丸エリアと詰の城を隔てている。
【曲輪群】
尾根を削平した細長い曲輪が続く。
【石垣】
道沿いには多くの石が散乱している。飛礫用のものだとか、石垣が崩れたもの、石垣造成途中のもの など言われているが、詳細は不明。
【詰の城】
詰の城自体はそれ程広くない。石碑には、『天守閣跡』 と書いてあるが、実際に 天守閣と呼べるような建物はなかったと思われる。
【腰曲輪】
詰の城の北側腰曲輪。数段に渡って続いている。
【大堀切】
尾根を断ち切る大堀切。ここまで規模の大きな堀切はなかなか見れない。 詰の城の反対側には石を四角くくりぬいた跡があるが、これは修験道の山伏が 灯明を灯したものらしい。