世田谷城
世田谷城について
世田谷城は、１４世紀後半に吉良治家が居住した。吉良氏は、清和源氏、足利氏の支族で、世田谷吉良はその庶流にあたる。
はじめ鎌倉公方に仕え、１５世紀後半になると、関東管領である上杉氏や、そのその家宰、太田道灌に与力し、１６世紀には
北条氏と結んだ。北条氏と上杉氏の勢力争いで、1530年(享禄３年)には世田谷城は攻略されたと伝えられているが、その後も
吉良氏に復した。この間、吉良氏は北条氏と婚姻関係を結び、その庇護下にあったが、1590年(天正18年)豊臣氏の小田原攻略により
世田谷城も廃城となった。世田谷城の壕、土塁の構造は1537年(天文６年)の再築とされる深大寺寺と類似しており、１６世紀前半に
防御のため大改築されたことが分かる。
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| 【石】 |
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| 【豪徳寺】 |
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