現在、金王神社となっている辺りに、現在の渋谷の名前の由来となった澁谷城があった。 平安時代末期から澁谷氏一族の居館だったらしく歴史は古そうだが、 大永4年(1524)におこった北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦の際に、北条軍の別働隊により焼き払われてしまったらしい。 |
【砦の石】 |
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残念ながら、これといった遺構は残っていないが、神社本殿の脇には『砦の石』なる石が置かれていた。 けがいた跡も見られるが、本当に当時の石だろうか? と言うか、この時期のこの辺りにこんな立派な石垣があったのか? |
【ジオラマ】 |
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神社境内には、澁谷城のジオラマが置かれていた。結構リアルな感じで面白い。 しかし、これで見る限り、やはり土造りの中世豪族の居館だよなぁ。 |